ハイドロキシアパタイトを基軸に製品を研究・開発。「アパガード」等のオーラルケア製品、健康飲料、抗菌剤等

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ハイドロキシアパタイト

サンギはハイドロキシアパタイトの専門メーカーとして、各種のハイドロキシアパタイトを開発、設計、販売しています。ハイドロキシアパタイト(通称HAP、語源はギリシア語の「アパト」=「惑わす」と言う意味)は、非常に独特なリン酸カルシウムの一種で、その製造法やユニークな特性により、応用範囲の広いバイオマテリアルです。なおサンギは、その独自の改善処方により、ハイドロキシアパタイトの活性化をさらに上げる超微粒子化 (粒子を二桁ナノメータの領域に制御すること)に成功しています。

(A)生体親和性を利用して
1. 医薬品
生体になじみやすく、為害作用がないので、人工骨、人工歯根(インプラント)などに利用されます。
2. 歯科材料
歯科の分野においては、ハイドロキシアパタイトは研磨剤や充填剤などとして知られていますが、サンギが独自の製造法および応用技術により開発したナノハイドロキシアパタイトはむしろ、エナメル質を修復・再石灰化する性能と歯垢除去性能を持っています。そしてこの性能のむし歯予防効果が認められています。現在歯科材として、ブリーチングやPMTC(歯科医院でのProfessional Mechanical Tooth Cleaning)後のエナメル質改質剤や、むし歯菌除去用ホームケア剤などを開発しています。
3. 歯みがき剤
歯のエナメル質を修復・再石灰化し、歯垢を吸着除去する薬用ハイドロキシアパタイト(<mHAP>)は、アパガードをはじめとする高機能歯みがき剤(OEM製品を含む)の素材です。(サンギは最終製品の歯みがき剤としてしか提供せず、原料のみの販売はしていません。)
4. 化粧品
生体に親和性の高いHAPは、脂質や蛋白質を吸着する作用も知られています。洗顔剤などで、皮質の古い細胞(角質細胞)を吸着除去し、表面下の細胞活性を促進し、素肌本来の再生力を高めます。
アパガードMプラス

(B)食品(ミネラル補給剤)として
1. 健康食品
ハイドロキシアパタイトは、歯や骨の主要成分であり、人がカルシウムを摂取する最も理想的なCa(カルシウム)/P(リン)比を持っています。一般的にカルシウム強化剤として使われている炭酸カルシウムより吸収にすぐれています。食品衛生法ではHAPが「リン酸三カルシウム」の規格に含まれ販売されています。現在チューインガムや口中清涼菓子などに添加されています。
2. ドリンク
牛乳や液状ドリンク用に沈殿しない超微粒子のハイドロキシアパタイト(「リン酸三カルシウム」の規格に含まれる)を提供できます。「高分散型リン酸三カルシウム」として販売しております。

(C)生化学にて
1. クロマトグラフィー
HAPは、タンパク質の吸着特性に優れていることから、生化学ではタンパク質の分離(クロマトグラフィー)精製に使用されています。サンギは粒子設計により流速を落とさず、目詰まりしにくいHAPを提供しています。
2. DDS用ハイドロキシアパタイト
HAPは、薬品の担持体として、安全で薬剤保持性に優れています。また薬剤の除放効果を持ち、制癌剤などの効果を上げ、その副作用を緩和する実験データもあります。サンギはHAPのこの特性に着目し、HAPをキャリアとするドラックデリバリーシステム(DDS)の開発を進めています。また銀などの各種金属を担持させたHAPは、胃潰瘍の原因菌ヘリコバクターの抗菌剤としての可能性を示しており、医薬品分野で利用いただけるグレードを提供しています。
ハイドロキシアパタイト

(D)化学工業用原料として
1. 触媒
サンギ自社開発のHAP触媒は、エタノールをガソリンや工業用化学品に転化できる性能を持っています。その結果、ブタノールやブタジエンなど高付加価値商品を石油に依存せずに生産する、エタノール・ケミストリーの可能性が生まれてきています。
2. 抗菌剤
HAPは、抗菌性金属の銀や銅を担持し、安全な抗菌剤として提供することができます。このHAPをベースにした抗菌剤は、プラスチックや繊維への練りこみで、変色なしに長時間抗菌防臭効果を付加します。
3. センサー
HAPは、その化学的性質により圧力や温度センサーとしても利用できます。
ハイドロキシアパタイト
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