ハイドロキシアパタイトを基軸に製品を研究・開発。「アパガード」等のオーラルケア製品、健康飲料、抗菌剤等

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ハイドロキシアパタイト触媒「アパキャット(R)」による
 「グリーン・エタノール・ケミストリー」の創造


           ~地球環境重視の炭素質循環社会を目指して~
 
 
化石燃料由来の地球温暖化
現在世界中で、地球温暖化による異常気象や砂漠化、海水温の上昇などが深刻な問題となっています。
地球温暖化の大きな原因のひとつに「化石資源(石油・石炭など)の大量消費」による二酸化炭素(CO2)が考えられています。
先進国の石油消費に加え、ブラジル、ロシア、インド、中国(BRICs)を筆頭とする振興国の経済成長に伴う石油消費の増加により、いままでにない速さで大気中の二酸化炭素(CO2)の濃度上昇が起きています。

植物由来のエタノール
第3回気候変動に関する国際連合枠組条約締約国会議(京都会議:COP3)で京都議定書が承認され、植物由来のエタノールはカーボン・ニュートラル(非枯渇資源)な物質として認められました。

このような背景の中、食糧由来のエタノールの生産はこの10年ほどで飛躍的に増加しました。さらに、バイオテクノロジーの進歩により廃棄物系バイオマス(農林廃棄物、稲ワラ、麦ワラ、間伐材、バガス(さとうきびの絞り粕)など)からのエタノール合成技術が確立しつつあり、世界中で生産量の増大と製造コストの削減がますます進んでいます。

なお、エタノール先進国であるブラジルでは、すでにエタノール製造コストは原油国際価格以下と推定されており、自動車用燃料として100%エタノールや約25%エタノールを添加したガソリンが販売されています。

HAP触媒による新規化学産業の提案
株式会社サンギでは、ハイドロキシアパタイト(HAP:Ca10 (PO4)6(OH)2)触媒「アパキャット(R)」の開発により、エタノールからさらに一歩進んでガソリン代替燃料(バイオガソリン)や様々な化学工業原料の合成を可能としました。生産物によっては既存の石油化学プロセスより経済性に優れ、省エネルギーかつ大気中のCO2の蓄積を防ぐ「グリーン・プロセス」による新規化学産業の創出を提案します。

サンギは、1990年代からHAP触媒の研究を行っています。エタノールを原料にHAPを触媒として常圧で、1-ブタノール(溶剤や塗料などの原料)や1,3-ブタジエン(合成ゴムの原料)といった化学工業原料、またバイオガソリンを合成する技術を開発しました。

カーボン・ニュートラルを可能とするHAP触媒の技術により、サンギは化石資源に由来しない新たなエタノール化学産業「グリーン・エタノール・ケミストリー」の実現を目指しています。

<リンク>
・学術論文:エタノール・ケミストリーに関する論文
http://www.sangi-co.com/labo/thesis/index.html

グリーンエタノールケミストリー
 グリーン・エタノール・ケミストリーによる炭素質循環型社会(概念図)
茶色のラインが現在の石油化学、緑のラインがグリーンエタノールケミストリー
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