株式会社サンギ

薬用ハイドロキシアパタイト

薬用ハイドロキシアパタイトとは


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(英語版) (2004年制作動画)

 

 
「薬用ハイドロキシアパタイト(<mHAP>)」は、歯の主成分ハイドロキシアパタイトとほぼ同じ成分であり、3つの作用でむし歯を予防するサンギ独自のむし歯予防成分です。

薬用でない一般的なハイドロキシアパタイト(基剤・研磨剤として歯みがき剤に配合される)とは効果効能が区別されます。

2003年には、独自で開発した超微粒子制御技術によって、ナノレベル(1ナノは 100万分の1mm)の粒子に制御する製法を確立し、ナノ粒子「薬用ハイドロキシアパタイト」となりました。

mHAP

1.ひとつの成分に3つの作用

作用①歯垢の吸着除去

きれいに

むし歯の原因となる歯垢をからめてとり、お口をすっきりします。

サンギ独自の薬用成分「薬用ハイドロキシアパタイト」のナノ粒子は、歯の表面の歯垢や口腔内細菌を吸着し、除去します。

ハイドロキシアパタイトのタンパク質吸着能力は一般的に知られ、古くから液体クロマトグラフィーの充填剤として使われています。しかしハイドロキシアパタイトの合成法(形状の制御)によって、菌に対する吸着力が異なり、薬用ハイドロキシアパタイトのナノ粒子は特にStreptococcus mutansというむし歯の原因菌に対して優れた吸着力を有しています。

歯みがきの際、ナノ粒子薬用ハイドロキシアパタイトはむし歯関連菌を除去し、口腔内環境をととのえます。

作用②歯面の微小欠損の充填

滑らかに

目に見えない傷を埋めて滑らかにすることで、歯垢や着色汚れをつきにくくします。
※ミクロの傷はむし歯ではありません

薬用ハイドロキシアパタイトのナノ粒子は、歯の表面のミクロの傷を埋めて修復します。また、表面を滑らかにすることで、歯垢や着色汚れの再付着をしにくくします。

写真は人工歯のブリーチング後、ブリーチング材によって傷のついたエナメル質表面をナノ粒子薬用ハイドロキシアパタイトで処理した部分と、同一歯のコントロール(未処理)部分を示しています。<mHAP>処理部分は、コントロール部分と比べて、厚みと粗れの緩和が観察されます。

作用③表層下脱灰部の再石灰化

丈夫に

エナメル質から溶け出したミネラルを補給。初期むし歯を再石灰化します。
※初期むし歯=むし歯の一歩手前の状態

薬用ハイドロキシアパタイトのナノ粒子は、初期むし歯を再石灰化します。

歯垢内細菌がつくる酸や食べ物の酸により、エナメル質の表層下からミネラルが溶け出します。この脱灰した状態は「初期むし歯」、つまりむし歯の一歩手前の状態と言われます。ナノ粒子薬用ハイドロキシアパタイトはこの溶け出したミネラルを補給し、初期むし歯を再石灰化します。ラボの試験では、ヒトの抜去歯を使って写真のような表層下脱灰部の再石灰化作用が確認できます。

なお、1980年代数年にわたり薬事申請のために行った治験では、ナノ粒子ハイドロキシアパタイト配合の歯みがき剤を使った子どものグループは、同成分無しの歯みがき剤を使ったグループと比べて、むし歯抑制率に大きな有意差が見られました。(以下参照)

CMR

2.薬用ハイドロキシアパタイト配合歯みがき剤のむし歯予防効果

岐阜県の小学生181人(男子92人、女子89人)に薬用ハイドロキシアパタイト配合歯みがき剤とプラセボ(無配合)歯みがき剤を、1日1回給食後3年間にわたって使用させた。

その結果、薬用ハイドロキシアパタイト配合歯みがき剤とプラセボ歯みがき剤には、う蝕予防に有意な差が認められ、またその抑制率は男子では36%、女子では56%であったと報告している。薬用ハイドロキシアパタイト配合歯みがき剤は明らかなう蝕抑制率を示した。

出典:「ハイドロキシアパタイト配合歯磨剤のう蝕抑制効果」可児瑞夫(歯科ジャーナル)

認可までの歴史