1974年、
戦後初のマイナス経済成長だったこの年の9月7日
下町情緒の残る東京入船の長屋の一角で、
サンギは貿易商社として創業しました。
創立者で現会長の 佐久間周治 を含め、3名と小さなスタートでした。
現在のサンギへと導く運命の出会いは、
歯や骨の主成分である「ハイドロキシアパタイト」。
当時NASA*が日本の代理店を通じ販売した特許をヒントに
この成分を歯みがき剤に配合して商品化するアイデアを思いつきます。
*米国国家航空宇宙局
ハイドロキシアパタイトとは不思議な物質です。
その合成方法により、いろいろな性質へと変化させることができます。
サンギはこの物質との出会いを基軸に、美白歯みがき「アパガード」を
はじめとした様々な商品を展開してきました。
サンギはこれからも
アパタイトの可能性を追求して
健やかで美しい世界をサポートしていく事業を行っていきます。
サンギは今年で50周年を迎えます。遠い道程でもあり、短い時間のようでもありました。設立した時の社会に貢献したいとの望みはどの程度達成できたのかと思います。大きなことはできなかったかも知れませんが、少なくとも予防歯科の領域で、むし歯を減らすことに貢献したことは事実であったと胸をなでおろします。美白歯みがきという新しい市場も作りました。人が白い歯で笑える文化を作ったとも言えるでしょう。
最澄大師の「一隅を照らす」という言葉があります。太陽のように世界を照らさなくても、小さなロウソクでも部屋の片隅は照らすことができる。それでいいのだ、と。
我々はこれからも一隅を照らし続けることをやり続け、出来るならもっと大きな光を社会にもたらしたいと努力していきます。
人間の運命は不思議なものです。 英文学卒の人が作ったささやかな商社が、科学技術に基づく製品開発企業に進化し、全世界に先立って歯の成分補給による再石灰化という口腔ケアの新しい概念を開拓していくとは、誰も想像しなかったでしょう。
しかもその日本で開発された新概念は、米航空宇宙局NASAの技術にインスパイアされ、ほとんど知られていなかったハイドロキシアパタイトという生体の構成成分がその根本となるものでした。この全く予想外の縁と流れを私たちも不思議に思っています。
でも、ここまで来られたのは、多くの方々の恩によるものです。この50年間サンギは幸運にも、熱心で非常に優秀なスタッフ、優れたパートナー企業、そして国内外のロイヤルユーザーの方々のサポートに恵まれてきました。
これからも皆様の期待に応じるように、更なる独創的な発展を目指していきます。
サンギが展開する美白歯みがき「アパガード」や、スキンケアブランド「ハップアール」
医療機器の取り組みなど、事業内容を紹介しています。
サンギ社員が語る vol.1
アパガードブランドマネージャーの想い
サンギ社員が語る vol.2
アパデントブランドマネージャーの想い
サンギ社員が語る vol.3
ハップアール研究員の想い
サンギ社員が語る vol.4
つきじおから茶 営業本部統括部長/豆腐マイスターの想い